文京シビックホール公演によせて ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団・指揮/シャルル・デュトワ ~特別メッセージ~

親愛なる文京シビックホールの聴衆の皆さま

 今年の6月に文京シビックホールを訪れ演奏できますことを、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の我が友人たちとともに今から心待ちにしております。
私はこれまで、演奏旅行や個人的な好奇心から世界の約200ヶ国を訪れてまいりました。そのなかでも、長い歴史と素晴らしい文化遺産を誇り、何よりも芸術に対し深い理解を示す人々が多々いらっしゃる日本にはとりわけ、強く心惹かれております。その地で、60年以上の歴史を持つ英国の名門オーケストラを率い、ドビュッシーやラヴェルの色彩ゆたかな音楽、そしてシベリウスやバルトークの傑作を指揮できることは、私にとって大きな喜びです。
会場で皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
芸術監督兼首席指揮者
シャルル・デュトワ

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シャルル・デュトワ